丹沢縦走

年月2021年12月
期間二泊三日
登った山風巻ノ頭 (1,077m)檜洞丸  (1,601m)
臼ヶ岳  (1,460m)蛭ヶ岳  (1,673m)
榛ノ木丸 (1,312m)円山木ノ頭(1,360m)
太礼ノ頭 (1,352m)瀬戸沢ノ頭(1,375m)
丹沢山  (1,567m)塔ノ岳  (1,491m)
鍋割山  (1,272m)
行程行き新横浜(列車)橋本(バス)三ヶ木(バス)神ノ川入口
登山・神ノ川入口(2:00)風巻ノ頭(1:15)広河原(3:10)檜洞丸<泊>
・檜洞丸(1:00)臼ヶ岳(1:00)蛭ヶ岳(1:00)姫次(0:40)榛ノ木丸(1:00)本間橋(2:20)無名ノ頭(0:15)円山木ノ頭(0:15)太礼ノ頭(0:10)瀬戸沢ノ頭(0:30)丹沢山<泊>
・丹沢山(0:40)塔ノ岳(0:15)花立山荘(0:50)鍋割山(0:30)雨山峠(1:30)寄
帰り寄(バス)新松田(列車)鶴巻温泉(列車)町田(列車)新横浜
タイム18時間20分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊 青ヶ岳山荘/みやま山荘
天候
温泉 鶴巻温泉(弘法の湯)
コメント 年末年始は昨年と同様青ヶ岳山荘〜みやま山荘の連泊にしました。当初みやま山荘だけのつもりだったので、風巻ノ頭から榛ノ木丸を考えていたのですが、青ヶ岳山荘にも泊まることにしたので風巻ノ頭北尾根〜神ノ川〜広河原のあと、気になっていた檜洞丸北尾根と源蔵尾根の間の尾根、彦右衛門谷右岸尾根を登ることにしました。彦右衛門谷は下部は堰堤が連続するので、記録を見ると越えるの大変そうなのですが、北尾根からトラバースで堰堤の上に降りた例もあったので、それを真似ることにしました。
 橋本から三ヶ木経由で神ノ川入口へ。焼山登山口と平丸で殆ど下車して、神ノ川入口は私だけ。歩いてエビラ沢橋まで。エビラ沢のルートは崩壊しているということだったので、車道からダイレクトに取り付くことに。たぶん最近はそうやって取り付いている人が多いらしく、リボンがひとつだけつけてあり、踏み跡らしきものもいくつか。かなりの急登ですが、一旦乗ればあとはジリジリと登るだけです。まあこれも結構キツいのですが。。
 風巻ノ頭からは登山道を神ノ川に降ります。少しずつアレてきてますが、調子よく尾根を降っていると少し行き過ぎてしまいました。そのままおりると渡渉リスクがあるので戻って登山道を進みます。神ノ川から広河原は相変わらず荒れた林道を歩き、広河原で昼食。
 檜洞丸の北尾根に取り付きますが、ひとしきり登ったところで、徐々に左へトラバースしていきます。足元がかなり脆いので、かなり慎重に木の根や石を掴んで進みます。最後の尾根を跨ぐと彦右衛門谷までの急坂を幹と枝を掴みながらおります。ちょうど最後の堰堤のところに着地。ここからガラガラの沢を少し詰めてから正面の尾根に取り付きます。取り付きにワイヤーロープが残っていましたが、堰堤工事の名残でしょうか。しばらく急登でしたが、あとはダラダラと登り、尾根に合流するとしばらくで青ヶ岳山荘が見えてきました。予定よりかなり早く着いたので、檜洞丸山頂に寄ってから。本日は11名でしたがうち8名が丹沢二連泊(蛭ヶ岳1、みやま2、尊仏5)。年末最終営業ということもあり、特別メニューもついて。ゆったりと過ごせました。

 2日目はみやま山荘泊ですが、榛ノ木丸へ寄るのは変わらないので、コースは相当ハードです。7:15に出発して9時すぎに蛭ヶ岳、10時すぎに姫次。姫次の少し先から東の尾根に入っていきますが、「鳥屋造林組合管理地」という案内板が延々ついていて、榛ノ木丸の手前まではそれが参考になる感じ。榛ノ木丸の山頂は展望なし。ここから東は尾根の分岐も含めてリボンも踏跡もほぼなく、GPSで位置を確認しつつ、早戸川林道へ向けております。最後は補助ロープもあり、魚止橋の先の湾曲部分に着地しました。
 林道を少し歩いて本間橋まで。ここから堰堤の左側になんとなく取り付いて登っていきますが、地面が脆い箇所もあり、結構苦労しました。なんとか尾根に乗ると登りが延々とつづき、かなり体力を消耗しているためペースは上がりません。このルートは守屋地図の本間ノ頭北西尾根とは違い、地理院地図にあるクラシックルートで本間ノ頭の300mほど西に出ます。上部は若干薮っぽい感じでしたが、隙間を抜けて到達。ここから丹沢三峰を越えて丹沢山ですが、結構足にきました。

 3日目はみやま山荘で初日の出を眺め、のんびりとしたコースでいきました。塔ノ岳でコーヒー休憩。前日花立山荘では正月もお汁粉食べられると聞いたので、みやま山荘はお餅食べられないし、鍋割山方面へ行くけど、一旦花立山荘まで下って登り返すことにしました。目的通りお汁粉にはありつけたんですが、実はお雑煮も食べられたらしい。登り返してひとしきり進んで鍋割山。今日も鍋焼きうどんはやるようですが、10:30開始だと1時間待ちなので諦めて雨山峠へ。鎖場は3箇所ほどあり、下りは滑りそうでやや気が張りました。雨山峠からのルートは去年の台風で崩れた箇所はあれど通行に支障はない感じでした。12:00すぎに寄バス停に到着。