野伏ヶ岳登山

年月2019年4月
期間日帰り
登った山野伏ヶ岳(1,674m)
行程行き新横浜(新幹線)名古屋(列車)高山(車)荘川<泊>(車)白山中居神社
登山・白山中居神社(1:10)和田牧場跡(0:25)ダイレクト尾根取付(1:35)野伏ヶ岳(1:30)和田牧場跡(0:55)白山中居神社
帰り白山中居神社(車)高山(列車)名古屋(新幹線)新横浜
タイム5時間35分(コースタイム7時間30分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 満天の湯
コメント 300名山を目指す場合、残雪期登山はどうしても避けて通れません。200名山で夏道がないとされる笈ヶ岳は清水谷遡行ルートではラスト1時間半の尾根での薮漕ぎ、または田中陽希くんが使った大笠山からの薮漕ぎルートがあり、私は前者を使いました。もう一つの毛勝山も西北尾根ルートが徐々に認知されて来ました。でも300名山には未だに全く夏道がない山が2座あるのです。それが岐阜の野伏ヶ岳と尾瀬の景鶴山です。今年は雪山登山の装備もちょっと揃えたので、まず野伏ヶ岳を目指すことにしました。
 天気予報は前日土曜日がよく、目指す日曜日はよくなかったため、金曜日まで悩んでいましたが、結局行くことにしました。そうしたら予報は大幅に改善。
 夕方に高山に着き、レンタカーで1時間弱で、目的地の石徹白との中間地点にある旅館にチェックイン。この旅館(美郷館)は先日田中陽希くんが宿泊したそうで、私の登山装備を見た宿のおかみさんが話してくれました。翌日は4時過ぎに宿を出て石徹白の白山中居神社へ。

 登山開始は5:30、スマホGPSを見ながら、和田牧場への道を辿って行きます。手前は雪がなかったものの、10分ほどで完全な雪道に。でも日の出前で雪も締まっており、アイゼンなしで進みます。途中にショートカットがあるのですが、さすがに踏み抜きそうだったので大人しく通常ルートを辿っていきました。
 和田牧場跡までは1時間余り。ここでアイゼンを履いてピッケルを持って進みます。前日はかなり登山者がいたようでトレースはしっかり。ダイレクト尾根への取り付きは2つ目のショートカットルートに従いました。急登を経てダイレクト尾根へ出ると、あとは淡々と登って行きます。結構な急登が続きつらいです。最後はへとへとになって山頂へ。やはり雪山は勝手が違いますね。天気は幸いもって、360度の展望は得られました。山頂では3人に会いましたが、今日はたぶん20人ほど上がっていたかも。下りは少し雪が柔らかくなっており、しかも急な下りなのでワカンを装着。いい感じに下れてよかったです。あとは淡々と戻って昼前に神社に帰着。最後の10分ほどパラパラ来ましたがまあ想定通りの山行になりました。