小金沢連嶺縦走

年月2018年4月
期間日帰り
登った山大菩薩嶺(2,057m)小金沢山(2,014m)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1,995m)黒岳  (1,988m)
行程行き菊名(列車)八王子(列車)甲斐大和(バス)上日川峠
登山・上日川峠(0:15)福ちゃん荘(0:35)雷岩(0:05)大菩薩嶺(0:20)大菩薩峠(0:20)石丸峠(0:45)小金沢山(0:35)牛奥ノ雁ヶ腹摺山(0:55)黒岳(0:50)湯ノ沢峠(0:30)登山口(1:00)天目山温泉
帰り天目山温泉(バス)甲斐大和(列車)八王子(列車)新横浜
タイム6時間10分(コースタイム8時間20分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 やまと天目山温泉
コメント 小金沢連嶺は昔から気になっていた山域で、20年近く前に買った「奥多摩・大菩薩」のガイドブックを買ったときから気になっていたのです。もう一つの目当てが日本で最も長い山名と言われる「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」。久しぶりに縦走をしたなったこのタイミングで行ってきました。
 もともと小屋平から石丸峠に上がって縦走するか、上日川峠から大菩薩嶺に上がって縦走するか、ずっと悩んでいたんですが、折しもGW初日で甲斐大和駅に着いたら通常より30分も早い臨時便がスタンバイしており、それに乗ることが出来たので、上日川峠から登ることに決めました。大菩薩嶺は18年ぶりですが、前回と同じ唐松尾根を辿って雷岩へ。今日も素晴らしくいい天気で富士山の眺望は最高でした。大菩薩嶺〜大菩薩峠は予想通りかなりの数の登山客がいましたが、石丸峠を過ぎると大分少なくなったようです。石丸峠から小金沢山は道は分かりにくくはないのですが、目印はかなり少な目で、尾根の右側を外れないように辿っていきます。逆に小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の道は分かりやすかったです。ここには国土地理院の地図に載っていない登山道があるらしく、そのルートを登ってくる人たちもいて、小金沢山よりも賑わっていました。私はそのまま南へ黒岳へ向かいます。
 牛奥ノ雁ヶ腹摺山からは一旦大下りとなるのですが、そこで結構激しく足が攣りました。まあ、今年初の縦走で若干ペース上げてたせいだと思いますが。毎年シーズン初めにはこの洗礼を受けます。10分ほどで復活し、その後も少しだけペースを落として進みました。
 黒岳を過ぎると、道がかなり分かりづらくなります。目印も少ないので何ヶ所かでGPSで確認をしました。とても便利だと思います。実際、従来の尾根沿いのルートは西側の砂地崩壊地に登山道が削られたため、登山道が付け替えられていたようです。この登山道が随分尾根を外れていくので、私は不安に思って分岐まで登り返し、尾根通しのルートを無理やり辿りました(結果的に崩壊地を通過したので、登山道の付替えに気づいたのですが)。湯ノ沢峠から登山口への下りは川沿いのルートですが、道が随分細く削られていて、渡渉も多い割に踏み石が少なく、結構難儀しました。最後は1時間の車道歩き。
 小金沢連嶺は登山客はそこそこいましたが、山頂以外で会うことはほぼなく、結果的によい天気で静かな山歩きができてよかったと思います。やまと天目山温泉で汗を流し、バス3時間待ちを覚悟していたのですが、臨時バスが1時間半後にあったのもGWのおかげですね