年月 | 2014年9月 | |
期間 | 日帰り | |
登った山 | 安平路山(2,363m)白ビソ山(2,265m) 摺古木山(2,169m) | |
行程 | 行き | 新横浜(新幹線)名古屋(車)南木曽<泊>(車)東沢林道 |
登山 | ・東沢林道(1:25)休憩舎(0:45)登山道分岐(0:25)摺古木山(0:40)白ビソ山(0:15)安平路避難小屋(0:40)安平路山(0:30)安平路避難小屋(0:20)白ビソ山(0:35)摺古木山(0:15)登山道分岐(0:30)休憩舎(1:15)東沢林道 | |
帰り | 東沢林道(車)名古屋(新幹線)新横浜 | |
タイム | 7時間35分(コースタイム11時間) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | − | |
天候 | ||
温泉 | あららぎ温泉 | |
コメント | 今年も誕生日登山を実現して貰えたので、アクセスの悪さがネックになっていた中央アルプス最南端の安平路山へ行ってきました。事前にネットなどを調べる限り、「大平街道から東沢林道を行き、下の駐車場までは入れるが、そこから奥は一応一般車進入禁止になっていてロープを外して入る。この先の道は相当悪く、車高が高くないと登山口まで入れない」とのことでしたので、これは四駆を借りるしかないと思い、名古屋で四駆を借りて登山口まで行くことにしました。実際に行ってみると、出てきた車はインプレッサでした。確かに四駆だけど、車高が殆ど高くなっていないので大丈夫かなぁと思いつつ出発。 前泊は恐らく登山口に一番近いと思われる富貴の森という温泉ホテルで、閑静ながら豪華な宿でした。無理を言って一人分おむすびを準備してもらいました。 翌朝は4時起きの4時半発で登山口へ。大平街道から東沢林道に入ると一気に道が悪くなり、舗装がなくなるとひどいデコボコ道となりました。下の駐車場の手前に大きくえぐれた轍があり、車体が大きいのが災いして先に進めなくなってしまいました。何とか切替えしたものの、車での進入はここでギブアップ、登山道まで歩くことになりました。もともと長い行程なので大きくアテが外れてしまった形です。すぐ後にN Boxのおじさんがやってきたのですが、この方もあの轍は越えられず、ここから歩かれたようです。 ギブアップした場所から林道を歩くこと1時間半で、ようやく摺古木自然園休憩舎に到着。時間がないので、すぐに登山口に取り付きます。この山の登山道の特徴はとにかく笹やぶの深いことで、登りはじめすぐから胸ほどの笹をかき分けて進むことになります。全行程の三分の一は笹との格闘で、足元が見えずに先に見えるリボンを目安に歩を進めるところもありました。安平路山手前の笹やぶは特に深くて急なため、下りでは足元が見えずに滑りまくり、なかなか危ない道でした。 三連休中日ということもあり、10人組のパーティが前日休憩舎泊まりで登っていたほか、単独の登山者も数名おり、帰りの摺古木山では沢登りをしてきた三人組にも会いました。ちなみに摺古木山からは御嶽などがよく見えますが、安平路山は完全な笹やぶに中で展望は全くありません。奥念丈岳方面も深い笹やぶですがリボンが見えていました(踏跡のない笹やぶ漕ぎを6時間だそう)。 なお、天気はずっと晴れでしたが、登山開始からレインコートを着込んで登る必要があります。笹の朝露でびしょぬれになりました。帰りの休憩舎で10人パーティの引率者の方と雑談をして、そのまま長い林道を1時間以上歩いて2時15分に下山。予定外の超ロングコースではありましたがこなせて何よりでした。 |