似非山男之荷物

 登山の時の私の服装を見ても、誰も山登りに行くとは思ってくれないのではないか、と思います。それぐらい軽装です。決して山をナメているわけではないのですが、テントを担がなければ登山用のリュックも要らないのです。正直な話、2ヶ月海外を放浪した時の格好と山登りに行くときの格好は何ら変わりがありません。

 私の登山の条件は以下の通りです。
テントは担がず、専ら山小屋泊まり
専門技術が必要な登山はしない(ザイルが必要な特殊ルートや深い雪山)
リュックサックに入らないほど荷物が必要な長丁場の登山はしない(最長で3泊4日)
品目 頻度 コメント
服装 上は長袖シャツ、下はツーウェイの登山用ズボン、それに長靴下。
ハイカットのトレッキングシューズ。現在またホーキンスを履いているが、靴底が固いのが難点。
リュック 海外旅行に行くときと同じ小さなリュックサック使用。小さいリュックにもつかえるザックカバーを入手し、雨でも楽になりました。
地図 主に付録に簡易ガイドが付いている登山地図を買う。山の知識が少ないので、ガイドブックも読んで周辺の知識を付けるため。
最近は登山地図のない山にも行くことがあるので、そのときは国土地理院のHPを活用。
登山中は地図をポケットに、ガイドはリュックに
お金 小屋泊まりがモットーなので、宿泊回数×10,000円+交通費位はいつも持っていく
着替え 山小屋一泊なら一組、それ以上なら二組。
ジャケット 防水機能が失われていますがまあまあ温かいし、下界で着ると暑いのでリュックに押し込んでおく
雨具 これは必携。上下セパレートだけど、通気性などお構いなしの代物。嵩張らないのがメリット。
目覚まし時計最近はスマホのアラームで代用すること多し。
カメラ スマホで代用することもありますが、やはり持ち歩くと手軽に写真が撮れます。
ティッシュ 登山中に用が足したくなることがあるかも知れないので、ポケットティッシュを2つ。あとは下山後に体を拭くためのウェットティッシュを。
食料 通常は昼飯分のおにぎりと茶(500cc×2)を登山前に調達。下山用の水は面倒臭いので、山小屋で買うことも多いけど、水場があればそのペットボトルに入れる(水筒不要)。無人小屋泊まりの場合だけ、アルファ米のピラフなども持っていく。カロリーメイトはフルーツ味限定。
軍手 たまに忘れることもあるが、なければないで何とかなるもの。最近はややハードな山も登るため、忘れないようにしてます。
コンパス 以前、雪山で迷った後で買いました。最近はまともに活用するようになってきました。
時計   高度計測機能つき時計。防水だし、登りの時には励みになります。
タオル たまに一枚だけ。汗拭きよりも下山後の温泉用か?
ヘッドライト原則日暮れまでに山小屋に着くようにしていますが、早朝出発時には持参します。
ガスコンロ 無人小屋に泊まる時だけ。最近は専らアルファ米かコーヒーです。
無人小屋に泊まる時だけ、登山用携帯鍋セットを持っていく。
アイゼン 以前は軽アイゼンでしたが、最近は10本爪のもを使っています。雪がありそうな時にだけ持参(大雪なら行かないです)。
シュラフ 長らくシュラフは持たずに登山をしていましたが、飯豊山を登るときに買いました。それ以降も無人小屋泊りの場合は持参します。
マット 飯豊山ではマットを持参せず、さすがに背中が痛かったので、大崩山へ行く前に半膨張式のを買いました。
テント × 持っていません。こんな重いモノ抱える位なら、登山はしないかも。