光明海
入定年 | : | 嘉永七年(1854)
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寺 名 | : | 蔵高院
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所在地 | : | 山形県西置賜郡白鷹町黒鴨
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拝 観 | : | 可(要事前連絡)
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本名・出自 | : | 横沢儀兵衛家の縁の者と言われる
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出家の動機 | : | 不明
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略 歴 | : | 大日寺系の一世行人と言われるが、詳細は不明。上人号は持たず、身分の低い行者と考えられている。
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即身仏は、電動シャッターのついたケースに納められており、即身仏と電動シャッターのミスマッチに感動させられます。
白鷹町日影(昭10年の大火により廃村)に光明海の入定墓があり、「百年経ったら掘り出してくれ」との光明海の遺言が伝えられていたとのこと。昭53年になって、124年振りに白鷹町教育委員会により掘り出され、昭54年に新潟大学で復元されたそうです。
この入定墓発掘調査の様子は、蔵高院に残されており、発掘時に坐禅を組んだままになっていたことが分かります。光明海の事績を知る手掛かりは、伝承と墓碑、蔵高院の過去帳(死亡年月日のみ残る)だけで、詳細は判っていません。
蔵高院には、発掘された時の副葬品等(木棺用板、茶碗、香炉、煙管、笄、櫛、金具、火打鎌、釘、鉄銭、銅銭、火打石)も展示されています。
蔵高院への行き方
最寄りの幹線駅 | : | 赤湯駅 | (山形新幹線) |
最寄りの駅 | : | 荒砥駅 | (山形鉄道フラワー長井線) |
赤湯駅から山形鉄道フラワー長井線に乗り、終点の荒砥まで(米沢から米坂線で今泉まで出て、ここで乗り換えても可)。
荒砥駅からはタクシーしかありません。所要10分。タクシーの運転手には「ミイラの祀ってあるお寺」で通じます。
蔵高院のある黒鴨は、近辺でも雪の多い地帯だそうですから、冬季は注意。また、冬の間は鮎貝にある常安寺に居られるそうです。参拝したいときは、事前に連絡が必要です。詳細は白鷹町商工観光課若しくは白鷹町観光協会へ照会のこと。
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