南房総登山

年月2018年2月
期間日帰り
登った山富山  (349m)伊予ヶ岳(336m)
嶺岡愛宕山(408m)
行程行き渋谷(列車)本千葉(列車)岩井<泊>
登山・岩井駅(0:30)伏姫籠穴(0:40)富山(0:50)伊予ヶ岳登山口(0:30)伊予ヶ岳(0:30)天神社(1:55)峯岡山分屯基地(参観30分)嶺岡愛宕山(1:10)国保病院前バス停
帰り国保病院前(バス)新金谷港(フェリー)久里浜港(バス)京急久里浜駅(列車)横浜
タイム6時間35分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 冬の間は雪のなさそうなところで最高峰巡りなどをしている関係で、今回は千葉へ行ってきました。数日前にかなりひどい風邪を引いてしまいましたが、早めに医者に薬を処方してもらったおかげで当日は何とか歩ける状態にはなっていました(実は少しふらついて冷や汗をかいたところもありましたが)。そこまで無理した理由の一つは、千葉県最高峰は航空自衛隊の基地の中にあって、事前に予約をしないと入ることができないというのがありました。原則として第1・3週の週末のみで、電話予約+ファックス申込、そして当日は12:00厳守。いろいろ制約があるし、申込も面倒だったので、予約した以上なんとか行きたいと思った次第。
 この嶺岡愛宕山というのが非常に不便なところにあって、最寄りのバス停が徒歩1時間半で本数も少ないというので、折角だから内房線の駅から徒歩で行くことにした次第。途中には富山(とみさん)、伊予ヶ岳という登山に適した山もあり、縦走ではないものの途中で登っていけば退屈もしないだろうと算段しました。それでも12時に航空自衛隊の基地に到着する必要があるので、逆算して6時出発ということで岩井駅近くのコンドミニアム風ホテルに一泊することに。
 翌朝予定通り6時に出発し、徒歩30分で伏姫籠穴へ。この富山は南総里見八犬伝の舞台となった山のようです。その先も車道を辿っていき、行き止まりから登山道をひとしきり登ると山頂。展望はかなりあります。
 ここから東へ車道を辿って伊予ヶ岳へ。実際ところどころに「富山←→伊予ヶ岳」の案内が立っており、この2つを巡るヒトは結構いるという印象でした。伊予ヶ岳も半分登ったところに東屋があるのですが、そこから先はかなり険しい岩場になっていました。山頂までロープ場が7〜8か所連続するので注意しつつ登り、山頂に到着。一般的に山頂は南峰ですが、5分進む北峰もあり、三角点はこちらにあります。
 伊予ヶ岳からは南に天神社に下山し、ここから嶺岡愛宕山まで長い車道歩きが始まります。途中で幹線ではなく崩落個所のある近道の林道を使って山越えしましたがそれでも約2時間かかりました。航空自衛隊の峯岡山分屯基地は門から正門まで5分ほど歩きますが、早めに行ってしまったので「申し訳ないが最初の門のところで待っていて欲しい」と言われ、一旦引き返しました。12時に他の参観希望者と15名ほどで山頂へ。自衛官も案内が3名、敷地内の建物・構築物が撮影禁止のため、確認を取ってから撮影します。同じ理由で山頂も特定の角度からしか撮影できないわけなんですが・・・。自衛官の方々はとても親切でした。
 参観後は更に東へ歩いてバス停まで。ここで1時間半待って東京湾フェリーの乗り場までバスで行き、フェリーで久里浜に渡って帰宅しました。フェリーが尋常なく揺れて久しぶりに船酔いしました。