三本杭登山

年月2017年11月
期間日帰り
登った山御祝山 (998m)三本杭 (1,226m)
行程行き新横浜(新幹線)新大阪(列車)大阪(夜行バス)宇和島(車)万年橋
登山・万年橋(1:05)御祝山(0:45)三本杭(0:15)熊のコル(0:40)奥千畳(0:30)千畳敷(0:25)万年橋
帰り万年橋(車)宇和島
タイム3時間40分(コースタイム5時間30分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 高月温泉
コメント 四国の300名山を完登すべく、四国遠征に行ってきました。四国で残っているのは三本杭と篠山の2座だけで、いずれも宇和島から車で1時間余りという距離。登山口まで自走は已むを得ないところですが、東京から宇和島は直行の夜行バスはなく、でも朝から活動開始したいということで、苦肉の策として「大阪まで移動して夜行バスに乗る」という方法を採用しました。これだと東京〜宇和島間の交通費は全行程列車利用と変わらないのですが、それでもホテル代が一泊浮くというメリットがあります。18時すぎに新横浜を出ても22:20の夜行バスには十分間に合い、宇和島には6:20に到着。レンタカーの借りられる8時まで朝食など食べて待ち、いざ滑床渓谷へ。
 万年橋の横に三本杭の登山口があり、そこから登っていきます。道はあまり整備されてはいませんが、比較的わかりやすく歩きやすい木の根道でした。御祝山(おいわいさん)までは1時間あまり、この先途中からかなり道に笹が覆いかぶさるようになっている細い道が増え、ところどころ掻き分けながら進みます。三本杭が右手に見えてくると、まもなく鹿除けの柵が登場し、それをくぐると右へ分岐します。鹿除けの柵はこの先にも2つ。
 今日は私一人だけかと思っていたのですが、山頂近くで下りてくる二人組に会いました。今日はたぶん全部で3名だけかもしれません。山頂は曇りですが一応眺望はそこそこありました。
 下りは分岐まで戻って更に15分ほど進み、熊のコルから北上して滑床渓谷に沿って万年橋に戻る周回ルートです。しかし、この道は落ち葉でかなりわかりにくくなっているのに加え、倒木で先が全く見えない場所もあって必ずしも歩きやすい道ではありませんでした。それでも何とか下って奥千畳と呼ばれる滑床渓谷の奥部に出て、ここから渓谷沿いに下っていくわけですが、このトラバース道もかなり厳しくて、水が滑るように流れる滑滝にロープが渡してある場所が何ヶ所かあって、工夫すれば濡れないで行けるものの、滑りそうで肝が冷えました。まあ、しかし、非常に美しい渓谷でしたね。